「GO TO」もいいけど「GO YOU」を。

2021年10月19日

そもそもGo To キャンペーンとは

Go To キャンペーンは日本国政府による経済政策。2020年新型コロナウイルス感染症の流行による緊急事態宣言に伴う外出自粛と休業要請で疲弊した日本経済の再興を図ること、日本における観光などの需要を喚起することが目的です。

政策の軸は次の4つのキャンペーン事業です。

なお「Go To キャンペーン」事業の総予算は、1兆6,794億円です。2020年度補正予算案の中の「国内に向けた観光需要喚起策」に相当

政府、新型コロナ後の観光支援予算を閣議決定、国内旅行の需要喚起に1.7兆円、訪日客回復へ運休路線の再開を後押しも

https://www.travelvoice.jp/20200407-145894

2020年04月07日 トラベルボイス

Go To  4つのキャンペーン一覧表

①Go To トラベル②Go To Eat③Go To イベント④Go To 商店街
概要宿泊を伴う、または日帰りの国内旅行の代金総額の1/2相当額を国が支援する事業です。給付額の内、70%は旅行代金の割引に、30%は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されるもの。2020年12月28日から全国で一時停止中。ポイント還元やプレミアム付き食事券の発行を通じて、飲食店等での需要を喚起し、食材を供給する農林漁業者を支援する国の需要喚起キャンペーン。2020年9月下旬から開始。2020年11月24日より中断。チケット販売事業者などを経由して、期間中のイベントやエンターテイメントのチケットを購入した方に、チケット代金の2割相当の割引またはクーポンなどを付与することで、イベント・エンターテイメント業界の需要喚起を目的とするもの。商店街等への誘客や、商店街等での購買に繋がるイベントなどの取り組みを支援するキャンペーン。商店街イベント等を実施する商店街に、300万円を上限に支援金を支給します。(広域連携で企画等を実施する場合は500万円上乗せ)参画する商店街は支援金を元に、地域に応じたイベント等の取組を実施。
予算約1兆3,500億円約2,003億円約1,200億円約51億円
国の支援金1兆1,248億3,327万5千円(旅行・宿泊代金の割引と地域共通クーポン発行)1,534億円(プレミアム付き食事券事業868億円、オンライン飲食予約事業616億円)917億2,450万円(割引やクーポン等)約30億円
運営委託費上限2,294億円469億円280億円51億3433万4,000円
委託事業者ツーリズム産業共同提案体

<共同提案体>◎日本旅行業協会・全国旅行業協会・日本観光振興協会・JTB・KNT‐CTホールディングス・日本旅行 ・東武トップツアーズ
<協力団体>・全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会 ・日本旅館協会 ・日本ホテル協会・全日本シティホテル連盟 ・リクルートライフスタイル ・楽天・ヤフー
食事券発行事業者:35の商工会議所

オンライン飲食予約事業者:「ぐるなび」「カカクコム」「ヤフー」など13件
博報堂(博報堂は、博報堂DYホールディングスのグループ会社)ひとまちみらい商店街振興コンソーシアム(幹事法人:読売広告社。読売広告社は、博報堂DYホールディングスのグループ会社)
委託採択費用1,895億円調べきれず不明215億円調べきれず不明
所管省庁国土交通省(観光庁)農林水産省経済産業省経済産業省(中小企業庁)
公式サイト《事業者向け》https://biz.goto.jata-net.or.jp/
《旅行者向け》https://goto.jata-net.or.jp/
https://gotoeat.maff.go.jp/https://gotoevent.go.jp/《事業者向け》https://gotoentry.meti.go.jp/
《消費者向け》https://goto.meti.go.jp/index.html

(2021/10/19現在)

予算データ 主な出典先一覧

Go To トラベル開始から1ヶ月が経過、浮き彫りになる制度設計と旅行現場の問題点とは(Yahoo!ニュース 2020.08.22)
https://news.yahoo.co.jp/byline/eguchishintaro/20200822-00194538

GoToトラベル予算そんなに必要? 半分以上が未消化(朝日新聞デジタル 2021.01.26)
https://digital.asahi.com/articles/ASP1V6KX1P1VULFA016.html

「Go Toイート」の予算配分を、農水省が突然変えた理由(ダイヤモンドオンライン 2020.10.8)
https://diamond.jp/articles/-/250663

街の飲食店に恩恵なし? Go To Eatキャンペーン「3つの課題」(BUSINESS INSIDER 2020.10.07)
https://www.businessinsider.jp/post-221491

次は「GoTo商店街」 予算51億円でイベントなど支援(テレ朝news 2021.10.19)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000195944.html

消費額は気分で大きく変わる

4つの「Go to事業」は、いずれもとどのつまり「キャンペーンを打って生活者の消費マインドを上げよう!」というものです。

「Go toキャンペーンだ!イベントだ!お得に遊べるぞ!」という日本中で行われる気分高揚策なわけで、事業者の事業マインド向上は、消費者のそれに付随しています。BtoCとBtoBに同時に刺激を与えようとする企画自体は悪くないですよね。

というのも、人間は気分がいいと財布の紐を緩ませるからです。

「感情」は情動と気分とに分類されますが、購買にもっとも影響を与えるのが「気分」なのです。

詳しくは、こちら(MRD通信アーカイブ)をお読みだください。

人は気分の良いときに、もっともお金を使う
https://www.miura-re-design.com/mrd_blog_20150817

MRD通信 2015年8月17日
気分が良い時は消費が進みます

気分は「豪遊」。自分なりのプチ贅沢。

新型コロナウイルス(以下、コロナ)の第5波が急速に収束しつつあります。時はきた!とばかりに、街にも交通機関にも人があふれ出してきました。気分が上がってきたからでもあります。

例えば夜、飲み屋でビールを飲むのを控えていた、旅行を控えていたといったいままで、お金を使いたくても使えなかった人たちが、一斉にお金を使いはじめています。

ちょっと高めのものを買ってみる。ちょっと高めの寿司ネタを頼んでみる。ちょっと高めのウーバーイーツを注文してみる。ちょっと高い部位を焼肉屋で頼むなど、大げさな「贅沢」でなくとも、遠くまで旅行に行かなくても、日常の中でもちょっとした贅沢は楽しめます。気分が上がっている時こそ、プチ贅沢をしてみるのはどうでしょう。ちょっとだけ非日常を。ピンポイントで。

控えていた時よりは、お金を惜しまない(結果、豪遊)!

遊びに出かけていくから「Go 遊」!

自分にご褒美で「Go You」!

経済が音を立てて、ようやく動き出した気配を、びんびんに感じている今日この頃です。

悪くないと思うんですよね。

Go You トラベルキャンペーン
Go You Eatキャンペーン
Go You イベントキャンペーン
Go You 商店街キャンペーン