東西線早起き部という戦略について

2018年7月14日
東西線早起き部という戦略について
東西線早起き部という戦略について

最近東西線に乗る機会が多い。最近のキャンペーン、その名を「東西線早起き部」という。

部と言う割には部活はなく、『早起き”でメダルを集めて豪華景品をゲット!』という、モノで釣る系の行動変容を狙ったキャンペーン。普通と言えば普通。

東西線の朝ラッシュ時間の混雑. 緩和対策の一環で、「もっと時間差通勤して!できれば、混雑しない時間に早目に電車通勤して!なんかあげるからさ」というもの。

でも他になかったのだろうか。本当に部活しちゃえば、もっと楽しく参加できるのに。そんな仕立て、仕掛けが浮かばなかったのだろうか。

「モノをあげるから早朝出勤して!」と、早朝出勤を目的化させるのではなく、「朝ランしたいから早朝出勤」とか「どうしても参加したい朝活があるから、早朝出勤」など、他の楽しい・思わず参加したくなるコトを創出し、そのために早朝出勤。というストーリーは生み出せないものだろうか。

モノをもらえているうちは東西線の朝ラッシュ時間の混雑は緩和され、一定の効果は得られるかもしれない。が、モノがもらえなくなったら?効果は続くのかな?

企業には、この手のカンフル剤治療、対処療法ではなく、根本治療する気概が欲しい。

「だって、●●●●したいから(どうしても早朝出勤する必要があるの!)」

という仕立てで、大勢の人が朝ラッシュがピークを迎える前の時間帯に乗車する「オフピーク通勤(通学)」をしはじめるのが、一番美しいし、仕掛けている側としても楽しく満足感が得られるはずなのにと思う。

東西線に「事前登録専用端末」なんて安くない端末を何台も設置する費用があるなら、三方良し(鉄道会社・通勤者・コト化の主体者いずれもが持続可能的にハッピー)にできる案も実現できると思うのだが。