白黒落語会@高円寺:写真Bar白&黒

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立川談州:「狸札」

立川吉笑:「十徳」

立川笑二:「宿屋の仇討」

―仲入り―

立川笑二:「初天神」

立川吉笑:「明晰夢」


初めて聴く談州さん。失礼ながら意外に面白い。これは談笑師匠に教わった「狸札」なのだろうか。狸が言葉を喋ること自体おかしいでしょ?のシーケンスは最高だ!こんなの効いたことなかったから笑いのツボにはまりまくり。ただ、前髪が気になった。かきあげる仕草がたくさんあって、噺に集中出来なかった。これは噺家としてマイナスだと思う。短波tの人が多いのも頷ける。


吉笑さんは「十徳」。本編よりも骨折にまつわる枕の方が面白かった。創作のセンスが図抜けているだけに滑舌が非常に気になる。もっと聞き取りやすければ、今以上の大ブレイク間違いなしだろうに。


笑二さんは「宿屋の仇討」。笑二さんレベルからすると、今後どんどん成長していく噺だろう。そういう意味ではまだ完成度は低い気がした。


一方でまたバージョンアップ、ギアが一段上がったように思えたのが「初天神」。トリ前なので短編だったから物足りなさは残ったが、フルフルでやってくれたらきっと最高に笑えただろう。


最後は吉笑さんの「明晰夢」。サイバーパンクな小説風で、これぞ吉笑落語の真骨頂。凄まじいまでの創作センス。攻殻機動隊の映画に出てきた記憶を操作された清掃車運転手を彷彿とさせた。合わせ鏡みたいな、迷宮的エンドレスストーリー。さすがだわ。ただなぁ、滑舌がなぁ…。この噺を古典使いの名人がやったら、10倍増しで堪能できる噺になる、きっとなる。そしてこの噺は将来の古典落語になりうる。



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