「撮影したい」は、ビジネスチャンス

2016年12月12日
MRD通信
■ご存知ですか?滋賀県の騒動

 滋賀県の“メタセコイアの並木道”の騒動を知っていますか。滋賀県高津市マキノ町にあって、約2.5kmに渡ってメタセコイアの木が植えられている美しい観光スポットでのことです。1994年には読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に選ばれるなど、その美しさは折り紙つき。

撮影したい」は、ビジネスチャンス
写真はイメージです
■観光客が集まって来たのはいいけれど

しかし秋、並木道が紅葉で染まると同時に、大勢の観光客が押し寄せ、問題を起こしているというのです。騒動の中心は、その美しい風景を撮影しようとしている訪問客たち。道の中央で撮影したり、路上駐車をして撮影を行い、生活圏の住民が困惑しているというものでした。観光客には来て欲しいが、トラブルやこれまでの生活が乱されるのが困る。そんな地元の悩みを知り、いくつか思うことがありました。

■なかなか気づかない重要なポイント

観光客がたくさんやって来れば地域活性は成功!!ではなく、外貨(域外からの収入)を獲得して初めて観光ビジネスは成功なのだというコト。・そのためには域外からのお客さんにお金を使ってもらう仕掛け・仕組みを作るべきだというコト。・世の中は変わった。従来の慣習やスタイルに囚われずに、知恵を出して、新しい体験消費社会で、観光資源を使い収益を上げる新しい独自のビジネスを考えだす必要があるコト。この3つです。

■観光スポットだけでは、儲かりません

撮影しに来たお客さんにお金を使ってもらう仕掛け・仕組みですが、有料駐車場を作る/売店を作る(飲み物・食べ物)が、まず簡単に考えられます。そんな在り来たりな商売だけではなく、撮影を手伝ってお金を得る有料サービス(自撮り需要をビジネスに)、メタセコイアの苗木(?)販売、この並木道を起点にしたドライブマップ(地元ならでのルート&スポット)を販売するなどの小商いも考えられます。

生活路で歩行者天国に出来ないそうですが、果たして本当でしょうか?出来ない理由を挙げているようにしか思えません。歩行者天国にするだけでもビジネスチャンスが2倍にも3倍にも膨らむとは思えないのでしょうか。

■「もったいない」の解消=収益なのです

素晴らしい観光資源(集客力がある点)があるのに、それを線や面に発展させることができない、儲かるビジネスにできないのは大いなる機会損失です。お金儲けのチャンスロス、それはすなわち、行政側としては大きな税収損失でもあるわけです。

固定観念を捨て、時流を知り、新しいビジネスを産み出せる、せっかくのチャンスなのに。新しい地域産業を創出できるかも知れないのに。雇用を増やせるかもしれないのに。

いまや、「1億総カメラマンの時代」なのです。誰もが撮影できる・撮影したいというわかりやすい状況を、なぜビジネスに生かさないのでしょうか。

知恵を絞らないのはもったいない。ビジネスのニーズとシーズがそこにあるのにもったいない。あなたの地域の「もったいない」は利益に変えることができます。出張大好き・MRDにお任せください。皆様からのご相談お待ちしています。(終)

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