用語解説:「あ」行

アウトプットとアウトカム

アウトプット output と アウトカム outcome。似ていますし、ぱっとみても混同しそうです。一般的にoutputは結果で、outcomeは成果。と言われています。

 

が、と言われています。と言われても言葉遊びのような感覚理解で終わってしまいそうです。

 

行政の場面においては

事業を実施することによって直接発生した成果物・事業量が「アウトプット」。

施策・事業の実施により発生する効果・成果が「アウトカム」。

と捉えられています。

 

例えば「交通安全を推進しよう」という目的で「歩道の設置」という事業が発生したとします。

この場合、「歩道を年度内に500m設置する」というのがアウトプット。

その成果として「交通事故件数が減少する」というのがアウトカムです。

 

アウトプットよりもアウトカムが大切だという人もいますが、ときとして、この2つは対立することにもなるので、両者のバランス(関係性)が大切なのだと思います。

 

例えば「超高齢社会で介護を求める高齢者が多い。だから介護施設を増やす」というアウトプットがありますが、これは「なるべく高齢者が自立できる社会を創ろう。寝たきり老人を減らそう」というアウトカムと相反することにもなりかねません。

 

アウトプットとアウトカムはただ設定すればよいものではなく、両者を正しく効率良く結んでいく必要があります。

 

上から目線ではない、柔軟な発想、現場からの発想、個人からの発想が重要です。アウトプットは「自分たちでやればできること」、アウトカムは「その結果、起こる状況」と言う人もいます。個人的には、この捉え方のほうが、ぎすぎすしていなくて好きです。

 

この仕事を20年やってきた結論です。「解決できない課題・問題はありません。必ず、方法があります。」

 

 

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