■2016年08月号 ネットで物を売るために大切なコト。


ネットで物を売るために大切なコト。

 

お互いの顔が見えないネット通販。

長く付き合うには、誠実さが命です。

 

 

お客様の買い物体験を

より楽しく、少しでも快適に。

買い物は、モノ消費であり、コト消費。

 

 

ネットショッピングで最もお金が使われているのは「旅行関係費」。「食料」は2番目。

 

39歳以下の若年層では、「衣類・履物」を買う人が多い。

 

もっともネットショッピングをしているのは神奈川県民。

 

ネットショッピングを利用した支出総額は、世帯主が50歳代の世帯が最も多く、年間で15万6千円。

 

※出典は全て、総務省統計局 統計調査部 消費統計課調べ。「家計消費状況調査」「平成26年全国消費実態調査」

 

 

■日本のBtoC。EC市場は14兆円

 実際の店舗を持たずとも自社商品が販売できる、それがECサイト(ネット通販サイト)です。2015年のBtoCのEC市場規模は13兆7,746億円。内訳は物販系分野が約7.2兆円、サービス系分野が約5兆円、デジタル系分野が約1.6兆円です。

 全商取引のうち、ECサイトなど電子取引されているものを示す数値がEC化率です。物販分野におけるEC化率は4.75%でした。つまり、物販分野市場約151兆円のうち、約7.2兆円が電子取引されていることになります。今後ますます増えていくでしょう。ちなみに、2015年のBtoBのEC市場規模は288兆2,950億円で、EC化率は27.3%です。

 

※「平成27年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」より。平成28年6月経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 調査発表

 

■国内EC市場に変化が

 国内EC市場はアマゾンと楽天の2強態勢が続いてきましたが、そこにYahoo!ショッピングが攻勢をかけています。アマゾンの勢いは増すばかりですが、楽天は下降気味です。ショッピングモールは大きく分けると、各企業・店舗がモールへ出店する(各ショップが独立)スタイルの「出店型」と「出品型」の二つがあります。アマゾンは「出品型」で、楽天とYahoo!ショッピングは「出店型」です。

 

■楽天の業績が下降した理由

 楽天の業績が下降した理由は、いくつ考えられます。まず買う側の心理。みんながみんな楽天を使わなくなりました。ECを使わなくなったのでしょうか?いいえ、違います。その代りに、アマゾンで買い物をし始めました。アマゾンは価格競争が行われており、できる限りやすい商品を探すことができます。おまけに送料無料のケースも多く(プライムという年間有料コースを使えば確実に)、おかけに「出品型」なので商品も探しやい。探してから買うまでの一連のプロセスもスムーズです。

 楽天は逆です。検索性が悪く、一回ずつクレジットカード番号を入力したり、ジャンルをまたいだまとめ買いにも不便です。生活者から敬遠されるのは仕方がないと思います。どちらがユーザー・ファースト(買い物客の使い勝手を重視する考え)なのかは一目瞭然でしょう。

 

■ネットだけど人間性

 アマゾンのような巨大なECインフラを成功させている一部は除いて、一般的な個々のECサイト。それらの成功は人間が握っています。商品力はもちろんですが、同じくらい運営する側の人間性・人間味も大切です。最近は体験を売りものにする、いわゆる「コト消費」が目立ってきていますが、“楽しいネットショッピング体験”として考えれば、いかにお客様に気持ち良く買い物していただくか、ファンになって二度目の買い物をしていただくかは、ひとえに、お店側の人間味(真面目さ・誠実さ)にかかっているのです。MRDでは何社かのECサイトの企画・デザイン・運営を行っています。ご質問などあれば何なりと。(終)



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